こんにちは、yasu_tenchōです。
このブログでは、これから自宅コーヒーを始めたい初心者の方に、失敗しないコーヒーミル選び方と、電動・手動の特徴を紹介していきます。
コーヒーミルって必要?
電動や手動。色々あるけど、どれを選べばいいんだろう?
今回は、以上のような疑問にお答えしていきます。
楽しむには、コーヒーミルは必須と言えます。 初めてのコーヒーミルには手動(手引き)ミルをおすすめします。使用頻度や量によっては電動もいいのですが、安価なものはおすすめできません。
- コーヒーミルをおすすめする理由
- 電動と手動の特徴について
- 刃の形状と材質の特徴について
- コーヒーミル選び!失敗しない5つのポイント!
- まとめ:ライフスタイルに合ったコーヒーミルを!
最近、コーヒーミルが気になっていて、そろそろ購入を検討しているが、たくさん種類があってどれを選んだらいいのかわからない。
電動と手動、どちらが自分に合っているのかわからない方へ、コーヒーミルの種類や特徴もふまえて、最初のミル選びに失敗しないポイントを紹介していきます。
私自身も最初の1台を購入するときに悩みました。みなさんのライフスタイルに当てはめて、ぜひチェックしてみてください。
コーヒーミルをおすすめする理由
豆は、購入したお店でも挽いてもらえるので、必要ないと思われている方も多くいます。
しかし、挽きたてのコーヒーは鮮度と香りが違います。また、挽き目を都度調整できるので、味の変化を楽しめますよ。
コーヒー豆の鮮度
コーヒー豆にも鮮度があることをご存知ですか?
鮮度が悪ければ、香りが少なく酸味や渋味が多いコーヒーになります。
焙煎後の豆は、炭酸ガスを多く含んでいるため、味にムラが出やすくなります。
焙煎後3日〜4日寝かせることで、炭酸ガスが適度に抜けて飲みごろになります。そして焙煎後、14日あたりから劣化し始めるとされています。
しかし、これは豆の状態での話です。
挽いた状態では、表面積が増え劣化速度は格段に早くなる。飲む前に挽くことが美味しいコーヒーを淹れるコツになります。
コーヒー豆の香り
コーヒー豆の香りには4種類あります。
焙煎する前の「生豆の香り」、挽いた時の「フレグランス」、抽出後の「アロマ」、飲んだ時の「フレーバー」になります。
最も、コーヒーの香りを感じられる瞬間は、やはり豆を挽いた時でしょう。また、コーヒーの香りにはリラックス効果があるとされており、挽いた時のあのパッと広がる香りは、クセになること間違いなしです。
リラックスしたい時や、ひと息つきたい時に、コーヒーミルで挽いた豆の香り(フレグランス)は、コーヒーを淹れる楽しみの1つになるでしょう。
挽き目の調整
お店で豆を挽いて購入する時、ある程度の挽き目はオーダー可能かと思います。ですが、自宅にコーヒーミルがあれば、挽き目(粒度)の調整が簡単に行えます。
これは、ホットやアイス、ドリップやエスプレッソなど、多様なコーヒーに対応可能になると共に、粒度の違いによって、抽出される味が変化するので、自分好みの味の発見や、アレンジが容易になります。
豆で保存することで、鮮度を保ち、淹れる直前に挽く!これが、酸味や渋味が少なく香り豊かな美味しいコーヒーを楽しめるポイントです。
電動と手動の特徴について
コーヒーミルをおすすめする理由を説明してきましたが、いざ購入検討するにあたって電動か、手動かで悩まれる方も多いと思います。
そんな方に、特徴と選ぶべきポイントを紹介していきます。
電動ミルの特徴
電動ミルの特徴は、やはり早くて楽!これに尽きると思います。毎朝の忙しい時間に飲みたい、1日に何杯も飲みたい方、設置スペースが確保でき、比較的作動音も気にせず使用できる環境の方に向いています。
安価な機種も多いですが、刃の形状や材質によって扱いやすさや味が変わるので、注意が必要です。
手動ミルの特徴
手動ミルの特徴は、手で回すため疲れるのと、1度に挽ける量が少なく時間がかかることです。
しかし、電動より比較的安価の商品が多く、コンパクトで電源不要なので、アウトドアなどに使用したい方や初心者の方に向いています。
電動か手動か、ご自身に向いているのはどちらか、ある程度決まったでしょうか。
次項では、性能に影響する刃の種類と材質の特徴を紹介していきます。
刃の形状と材質の特徴について
コーヒーミルの刃の形状と、材質の違いについて紹介していきます。
刃の形状の違い
刃の形状には、プロペラ式、コニカル式、フラットカッター式があります。
プロペラ式の特徴
フードプロセッサーと同じ構造で、スイッチを押している間だけ刃が回転して豆を粉砕していきます。
豆が下に落ちないため、挽いてる時間で粒度を調整することになるので、粒度にムラが出やすく、同じ挽き目の調整が難しいのが特徴です。
他の電動に比べて作動音が大きく、挽く時間もかかりますが、コンパクトな機種が多い傾向です。
コニカルの特徴
円錐形の内刃と外刃で豆をすり潰すように粉砕していきます。プロペラ式よりも粒度が均等で、微粉も少ないのですが、回転が遅いので少し時間がかかるのが特徴です。
セラミック製の手動ミルは、比較的安価ですが、少し粒度にバラつきがあり、挽く時間もかかるため注意が必要です。
フラットカッター式の特徴(臼式、カッティング式)
フラットカッター式には、臼式とカッティング式があります。
臼式は2枚の刃ですり潰すように豆を挽き、フラットカッター式は2枚の刃で切るように豆を挽く構造になっています。
どちらも粒度が均等で微粉が少ないのですが、細挽きには向いていないのが特徴です。電動の臼式は、豆をすり潰すため熱が発生しやすく、味に変化があると言われています。
刃の材質の違い
刃の材質、セラミックとステンレスの2種類について説明していきます。
セラミック製について
手動に採用されており、粒度が安定せず微粉も多い傾向です。挽く時間もかかる上、挽き心地があまり良くなく引っかかることも多いです。
刃がセラミック製なので、水洗いができお手入がしやすいのが特徴になります。
ステンレス製について
電動と手動に採用されており、粒度が均一で微粉も少ない傾向です。挽く時間も早く、手動では挽き心地がいいので、挽く時間も楽しめるでしょう。
刃がステンレス製なので、水洗いすると錆びる原因になるのでお手入時には注意が必要です。
コーヒーミル選び!失敗しないの5つのポイント!
1.使用頻度の確認
飲む前に豆を挽くのが美味しく淹れるコツと説明してきました。
1日にどれくらいコーヒーを飲むのか(挽く回数)が1つ基準になりますが、忙しい朝に飲む1杯とリラックスタイムに飲む1杯では、コーヒーを淹れるのにかけられる時間が変わるので、ライフスタイルに合わせて電動か手動を選ぶ基準になります。
2.容量の確認
手動は10グラム〜30グラム程度の物が多く、電動は60グラム〜200グラム以上の物まであります。ホットコーヒー1杯 10グラム〜12グラムとされており、1度に何杯分が必要なのか考慮して選んでください。
3.設置スペースの確認
電動は据置タイプが多く、電源と設置スペースの有無を確認してください。プロペラ式は、安価でコンパクトですが、粒度の調整が難しくおすすめではありません。コンパクトでアウトドアにも使用したい方は、手動一択になります。
4.作動音の確認
電動は、挽いている時に大きな作動音がします。高価な電動は静粛性がありますが、手動に比べれば大きな音がするので、住居環境や使用頻度を考慮して選んでください。
5.お手入れ(メンテナンス)
電動は手動に比べてお手入が複雑です。また、セラミック製は水洗いできますが、ステンレス製は水洗いすると、錆びる可能性があるので気を付けてください。
まとめ:ライフスタイルに合ったコーヒーミルを!
コーヒーミルは、コーヒーの味に大きく影響する器具の1つです。お試しで安価なミルを選ぶのも良いですが、最初からある程度高価な機種を選ぶ方が、長い目で見て幸せになれます。
今回紹介した5つのポイント(使用頻度、容量、スペース、作動音、お手入れ)を、ご自身のライフスタイルに合わせてミル選びの参考にしてみてください。
初めての方には、手動ミルをおすすめします。安価な物は粒度が安定せず、微粉も多く雑味の原因になります。コンパクト、静か、挽く時間も楽しめるおすすめ手動ミルTIMEMORE (タイムモア)C2 Maxはこちら 是非検討してみてください。